株全般

ドルコスト平均法ってなに?長期投資で知っておくべき手法!


こんにちは、今回はドルコスト平均法について書いていきます。

 

 

ドルコスト平均法・・・なにそれ? 株を始めたばかりの人は知らないかもしれません。

 

わたしもつみたてNISAをやるときに、いろいろ調べてて知りました!

 

 

ドルコスト平均法とは、定額積立(常に一定の金額で定期的に株を買う方法)のことで、

 

長期投資をする場合の1つの手法です。

 

購入時間を分散することでリスクを下げて資産を増やしていくことができます。

 

株を一定の金額で購入することで、株価によって毎回購入する株数が変わります。

 

株価が高いときには少なく、株価が低いときには多く購入されます。

 

一方、定量積立は、常に一定の株数を購入する方法で、毎回購入する金額が変わります。

 

定量積立のメリットはほとんどなく、購入時間を分散するなら定額積立の方がよいです。

 

 

以下は、定額積立と定量積立で株を購入した時の例です。

 

定額積立は、毎回購入する株数が変わってて、定量積立は、毎回購入する金額が変わっています。

 

定額積立と定量積立の合計投資金額は同じですが、購入株数は定額積立の方が多いです。

 

そのため、定額積立の方が1株当たりの平均購入単価が安くなります!

 

現在の株価が一番右の10000円なら、定量積立は平均購入単価が10000円のため利益はありませんが

 

定額積立であれば、平均購入単価が8824円のため株価の方が高くなり利益がでています。

 

 

定額積立と定量積立

 

 

つみたてNISAの運用方法が、基本的にドルコスト平均法になります。

 

 

 

メリット

 

 

一定の金額で定期的に株を購入するため、金額を決めて積立設定を行えば、あとは手間なしです!

 

上にも書いた通り、購入金額が一定のため、株価が高いときには少なく、株価が低いときには多く

 

購入されるため、株価が下がっても多く購入できる機会となり、株価に一喜一憂しなくてもよいです。

 

また、株をジャンピングチャッチ(高値掴み)してしまうことも避けられます。

 

積立投資を始めた時より株価が下がってても利益を得られる可能性があります。(株価の推移次第)

 

以下は投資開始から株価が下がった場合の例です。

 

株価は一番左の15000円から一番右の10000円に下がっています。

 

一括購入は、平均購入単価が15000円のため、株価10000円に対して損失5000円ですが、

 

定額積立は、平均購入単価が7500円のため、株価10000円に対して利益2500円となっています。

 

 

定額積立と一括購入

 

 

メリットを整理すると、、、

  ・1株あたりの平均購入単価を下げることができる。

  ・定額・定期で購入するので積立設定すれば、あとは手間がかからない。

  ・投資金額が一定のためまとまった資金がなくてもよい。

  ・株価に一喜一憂する必要がなく、心の平穏が保てる。

  ・株のジャンピングキャッチ(高値掴み)を避けられる。

  ・投資開始時より株価が下がっても利益を得られる可能性がある。

 

 

 

デメリット

 

 

定期的に株を購入するため購入回数が多くなり、一括で購入するより手数料がかかる場合がある。

 

必ずしも損失がでないわけではない。平均購入単価を下げれることは損失を出しにくくするだけで

 

右肩下がりの株を定額積立したら損失がでます。ただ、一括で購入するよりも損失は抑えられます。

 

以下は株価が右肩下がりの場合の例です。

 

株価は一番左の15000円から一番右の5000円にまで下がっています。

 

一括購入は、平均購入単価が15000円のため、株価5000円に対して損失10000円ですが、

 

定額積立は、平均購入単価が7500円のため、株価5000円に対して損失2500円と抑えられてます。

 

 

定額積立と一括購入

 

 

時間をかけることでリスクを下げているため、短期間で大きな利益を得ることはできません。

 

右肩上がりの株に対しては一括で購入するよりリターンが下がります。

 

以下は株価が右肩上がりの場合の例です。

 

株価は一番左の5000円から一番右の15000円にまで上がっています。

 

一括購入は、平均購入単価が5000円のため、株価15000円に対して利益10000円ですが、

 

定額積立は、平均購入単価が9375円のため、株価15000円に対して利益5625円と少ないです。

 

 

定額積立と一括購入

 

 

デメリットを整理すると、、、

  ・手数料がかかる場合がある。

  ・損失がでる可能性はある。

  ・短期間で大きな利益は得られない。

  ・株価が右肩上がりの場合は一括投資よりリターンが下がる。

 

 

 

まとめ・感想

 

 

今回はドルコスト平均法について書きました。

 

ドルコスト平均法は、株を定期的に定額で購入することで、手間をかけず、心の平穏を保ちながら、

 

リスクを下げて資産運用することができます!

 

短期的に大きな利益を得たい人にとっては不向きですが、投資を長期で考えている人には

 

非常に有効な手法かと思います。また、投資初心者の方にはおすすめの投資手法です!

 

 

では、またー!!

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