こんにちは、今回は被扶養者が投資で利益を得た場合の扶養について書いていきます。
というのも共同出資者(妻)が一身上の都合により2021年3月いっぱいで退職することになり、
退職後はわたしの扶養に入れる予定ですが、扶養に入るには所得に制限があるので・・・
「投資で利益を得たら扶養はどうなるんだ?」と疑問に思って調べてみました!
結論を言うと、「源泉徴収ありの特定口座 or 非課税(NISA)口座」での利益は扶養に影響しないです。
詰まるところ、扶養に入れるかは所得によりますが、源泉徴収ありの特定口座 or 非課税(NISA)口座
での利益は確定申告が不要で基本的に所得とみなされないためです。
投資の利益は確定申告を行うと所得とみなされます。
つまり、確定申告を行う必要があれば投資の利益は扶養に影響する場合があります。
例えば、税法上の扶養は投資の利益(所得)が48万円を超えると扶養から外れます。
逆に、確定申告が不要であれば投資の利益をいくら得ようと扶養には影響しないということです。
源泉徴収ありの特定口座での利益には、20.315%の税金が引かれた後の金額が入金されており
すでに税金を納めているため、確定申告を行う必要がありません。
また、非課税(NISA)口座は利益が出ても非課税なため、同じく確定申告を行う必要がありません。
確定申告の要不要は、運用口座の種類によって以下のようになります。
個人投資家の人、特に投資初心者の人は、特に理由がない限りは、
源泉徴収ありの特定口座で株の取引を行うことをオススメします。
源泉徴収ありの特性口座のメリット・デメリット
【メリット】
・投資の利益に対して扶養に関する所得のことを考える必要がない。
・証券会社等が代行して納税してくれるので確定申告を行う手間がない。
【デメリット】
・投資の利益が扶養控除の48万円以下でも、20.315%の税金が引かれる。
※本来、年間の合計所得合計が48万円以下であれば扶養控除により非課税。
まとめ・感想
「源泉徴収ありの特定口座 or 非課税(NISA)口座」での利益は扶養に影響しない。
上記口座以外では、投資の利益(所得)が扶養に影響して、扶養を外れるかは利益の金額次第。
特に理由がない限りは、源泉徴収ありの特定口座で株の取引を行うことをオススメします。
良い投資ライフを!
では、またー!!
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